2006年03月30日

大学時代に、桜を題材に書いてみたことがあった事を思い出した。
美しくありたいという妄執に囚われたが故に、散ることを拒む桜の話。

私自身は、桜は散り始め~散り盛りが一番綺麗だと思う。

投稿者 久家拍徒 : 21:17 | コメント (0) | トラックバック(0)

2006年03月15日

むこうがわ

扉の向こうには夏があるだろうし、
タンスの奥には異世界が広がっているんですよ。

……旅に出たい。

と、ちょっと色々あって精神的に参っています。
旅はふらりといってみようとか(本当に)画策中。
桜の綺麗な時期/場所がいいなぁ。
4月初旬に長瀞あたりがいい感じかも。

とか言いつつこっそり色々このサイトもいじっています。
詳細は追記に。(あまり面白い話じゃないです)

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右下に謎のリンクが出来ていますが、これは私が別の場所
(スラッシュドット・ジャパンという、アレゲ系(いわゆる技術オタク系?)の掲示板みたいな場所)
の日記システムで書いている日記へのリンクです。
(向こうでは「signed-coward(名前付き臆病者)」を名乗っていたり)
場所柄技術ネタやオタクネタ、日頃の仕事話などを書くことが多いので、
こっちとは色が合わないかもしれないのですが、生存証明代わりにリンクしています。
よろしかったらご覧下さい。

# 無駄にCGIやらJavascriptとか使ってリンク生成してるのですが、
# 既存ツール使いまくりな上に、半手動更新だったりします(汗)

投稿者 久家拍徒 : 20:03 | コメント (0) | トラックバック(0)

2005年07月09日

徒然#85

ちょっと変なことしてみた。
追記部分に、兼好法師の「徒然草」第八十五段を超フィーリング訳で。

辞書もろくに引かずに適当に訳したうえに、フィーリングで色々書き加えたりしてるので、原型を殆どとどめていない。校正もしてないから誤字だらけかも。
そういうのに耐えられない人は見ない方が良いかも……
原文は、「徒然草 八十五段」で検索すればゴロゴロ出てきます。まともな訳も出てきます(笑)

さておき、この話。
まぁ、兼好法師に限らず、いろいろな人やことわざで言い尽くされてるんだけど、
それでも人はなかなか改まらない。
だから、何度でも言われ続けるんでしょう。

今の時代でよく使われる(原義からはずれた意味の)「偽善」だって、やる方がやらないよりずっとまし。
何でもかんでも「偽善者」ってレッテルを貼って粋がる方がよっぽどダメだと思うんだよね……

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人は得てして素直じゃないもんだから、嘘をついちゃったりもするわけで。でも、本気で素直で正直な人もいることもあるんだよね。こっちは素直じゃないから、そういう人を羨ましがってしまうのもよくあること。

だけど、きわめてろくでもない奴――どっかの用語で言えばDQNとか厨とかっていうような――ってのは、そういう人のことをなぜか逆恨みするんだよね。「どうせ裏であくどいこと考えてんだろ、この偽善者」ってな感じで。いくら自分と考え方が違うからって、こういう事を言い放つようだから厨なんだよな。んでもって、こういう奴ほど、自分が変だって気づかないし、改めようともしないの。

厨の真似して騒げばそれは厨と同じ。
DQNの真似すればそれはDQNと同じ。

逆に、速い馬のまねをしようとする馬は速い馬になれるし、
ちゃんとした人を真似てちゃんとしようとすれば、それはちゃんとした人の一員ってことさね。

今のところうわべだけでも、形だけでも、やらないよりはずっと偉いよ?

投稿者 久家拍徒 : 03:45 | コメント (0) | トラックバック(0)

2005年06月13日

商業主義と作品

ふと、赤松健作品集1:「大衆娯楽」赤松健論より)というものを見た。
コミックの「ラブひな」「魔法先生ネギま!」等の著者である、赤松健 氏について、過去様々なメディアでの発言から、その作家性を見ていった文章である。
ここで書かれているのが、氏の「商業主義」、言い換えると「エンターテインメント主義」について。この辺を自ら強く標榜するというのは、ライトノベル界で言えばベテランのあたりで大塚英志 氏、最近の人だと冲方丁 氏が該当するかもしれない。

確かに、商業主義、つまり「エンターテインメントに徹する」ことというのは、作品を書く上で常につきまとう問題なのかも知れない。が、私なんかはあまり融通が利かなく、いわゆる「アンテナ」の鈍い人間なので、この辺は苦手とするところだったりする。

同人でやっていても、読んでくれる人がいることが重要なわけで。けれども、私のように自ら望んでマイナーな場所にいるというのは、それ自体がそのような主義とは反しているということにもなるわけで。
例によって、難しいことですわ。

# まぁ、私も生業では結構「この辺、使う人としてはどうなんだろう」
# という検討をする場面は多いので、プロという部分がそうさせる
# ということもあるのかもしれない。

↓同人がらみで、もう少し突っ込んだネタは追記で。すこし嫌な話なので、覚悟した人だけ読んで(苦笑)

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引用の引用になってしまいますが。


■【コミケの創作系同人について】

──創作はやらなかったんですね。
「やりませんでしたね。同人誌の創作って、あれはねえ…よくないですよ、ハマると(笑)。プロになれないです」
──なぜでしょうか?
「描きたいものとか努力とか夢とか、そっち側に行くと商業誌でやる必要がなくなってくるんですよ。同人誌で自分が描きたいものを描いていると、商業誌で描くときに編集者から『オモシロクないから直して』って言われても『え? オモシロイですよ』とかって言っちゃう(笑)。それじゃダメでしょ。読者は読んでくれないから」

(『ゲームラボ』2003年1月号)

引用元:赤松健作品集1:「大衆娯楽」
あいたたたた……(痛)

これ、同人同士でも、パロディと創作の対立軸では常に出てくる話の一つではあって……。
下手すると、このことで互いが互いを軽蔑してしまう。
どちらの言い分もわからないわけじゃない、のだが……

投稿者 久家拍徒 : 03:52 | コメント (0) | トラックバック(0)

2005年04月21日

そういえば

7月にライブがあるそうで
チケット取れたらいってみようかな?

投稿者 久家拍徒 : 03:57 | コメント (0) | トラックバック(0)

Elysion ~楽園幻想物語組曲~

またの名を、『ABYSS ~奈落幻想物語組曲~』
Sound Holizonメジャーレーベル2枚目の作品を、遅ればせながら購入。
前作の、(メジャーデビュー作品である)Elusyon ~楽園への前奏曲~ がかなり気に入っていたのですが、
噂では今回が「いよいよ本領発揮」とのこと。

っていうか、これほど「聴くことに集中を要する」作品ってのは初めてかもしれない。
1枚のCDが、完全に一つの物語世界を形成している。
これが巷で言う「本領発揮」というものか……と思ってしまったです。

《楽園》と表裏一体、いや、真の姿である《奈落》。
……某先生には余りお勧めできないかも、話的には明らかに闇エンドですし(苦笑)
特にBaroque。

まだ聴き込みが足りないけど、追記で若干のネタバレを含めて、
私なりの歪んだ妄想を垂れ流してみるテスト。
って、音楽CDでネタバレって(w

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構成は大きく2つに分けられるのは自明の通り。
「エル」と「仮面の男」のでる『Elsyon』サイドと、
少女たちの悲劇を綴った『ABYSS』サイド。

『Elsyon』サイドも、光に満ちているわけではなく、そこには奇妙な「歪み」を感じる。
感覚的には、未来世界でただ独り残された少女「エル」と、
「仮面の男」(すでに亡い?)の追憶のようなものか。
無垢な少女というモチーフは、得てして禁忌の象徴とされる。
この話の少女「エル」は、むしろ私には新井素子の小説『チグリスとユーフラテス』の、
《最後の子供》ルナを想起させた。
とはいえ、禁忌の象徴というのも多分間違いではない、と思う。
それは「仮面の男」にも関わってくるだろう。

『ABYSS』サイドで紡ぎ出される5つの悲劇は、聴く限りでは時系列がバラバラのように思えた。あくまでも私見だが、「Ark」が未来(『エル』よりは前)、「Baroqure」が近~現代、「Yield」「「Sacrifice」が中世~近世、「Stardust」が現代と考えている。
最大の謎でありこの5つの物語の共通点は「仮面の男」の出現なのだが、これはもう少し聴き込まないとわからないかもしれない。

そして、32個の無音トラック(各5秒)の向こうにある、トラック#44と、その後の7秒の無音トラック。
ここがこの作品の謎を解く鍵になるのかもしれないが、詳細は未だ不明……

投稿者 久家拍徒 : 03:53 | コメント (0) | トラックバック(0)

2005年01月25日

ギャップ

某所で聞いた話。
『素通り禁止』『ハシゴ禁止』という言葉なんですが。

これら、主にネット上の(女子)小・中学生のコミュニティでの個人サイト
(いくつかのコミュニティサービスを使っていることが殆ど)で使われている、
いわゆるローカルルール的な言葉だそうで。
ただ、例に挙げたこの2つは、私などのように何年か前からネットを使っていて、
Webサイトも構築しているものにとっては、少々理解に苦しむ内容のようです。

『素通り禁止』jは、訪問者に掲示板等への書き込みを強制するもの。
『ハシゴ禁止』は……ちとややこしいのですが、
そのサイトからリンクされている別の人が運営しているサイトで、
勝手に掲示板等への書き込みをしてはいけないというもの。場合によっては訪問も禁止するもののようです。

まぁ、小中学生によくある「グループかたまり」みたいなのがネット上でも同じように展開されているというものともいえます。
コミュニティ内部ではよりアレな決まりがあったりするらしい雰囲気もありますね。
敬語禁止とか、荒らしに荒らし返しとか、上のを守らなかったら荒らしに行く(!)とか、そんなのもあるらしい。
# コミュニティによっては、ログイン状態のユーザーのアクセスログがわかるところもあるらしい。
どうも、彼女ら(彼ら)にとっては、Web サイト=不特定多数への公開という意識は無いみたい。
# まぁ、そもそも隠語やら判読不能言語(ギャル文字?)とかがある時点でかなりサイト自体が一般人にとって意味不明なのですが(汗)
# まぁ、2ch用語なんかは逆に彼女らにおそらく判読し辛いものであるでしょうし。

この辺、コミュニティ内だけで収まるなら何とでもなるんでしょうけど。外で同じように通用すると思って、いろいろトラブルも起こっているらしい話も聞きます。
# また、著作権等にも無頓着で、勝手に画像や音楽を盗ってきたり、直リンクとかも結構横行しているらしいとも。
文字通り「厨房」化してしまうわけですね。
その辺の衝突は、ちと今後どんどん顕在化してゆく予感もします。

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根底にあるネットに対する意識が、PC起源ではなく携帯電話メインだから、
という説もありますね。

その他、このサイトなんかが結構参考になるかも。

投稿者 久家拍徒 : 03:33 | コメント (0) | トラックバック(0)

2004年10月04日

猫を飼う猫

本日(日付的には昨日)はひきこもりでした。
雨降ってるし、用事はキャンセルされたし、ご飯はありあわせでいいや、とか思ってしまったらもう動かない(苦笑)

さておき、最近こんなのを見つけました。
チャーミーキティ
設定的にはキティちゃんのペットの猫とハムスターというもの。
何となく、猫が猫飼ってどうすんねん、と思ってしまったが、
シュガー(ハムの方)を見て「可愛い」と思ってしまった私に意見の余地はないですかそうですか。

猫になつくハムってのもアレなのかもしれないですけどね(^^;;;

投稿者 久家拍徒 : 02:01 | コメント (0) | トラックバック(0)

2004年09月07日

歯止め

深夜に、(多分再放送なのかな?)
NHKスペシャル 子どもが見えないというものをやっていた。
その中で、「人を殺そうと思ったことがある」という少年が出ていた。
彼はふとしたきっかけでいじめられるようになり、やがていじめグループを殺そうと思い、
家から包丁を持ち出す。
その日は結局決行しなかったそうだが、
歯止めになったのは、次の日朝起きたときの、普段と変わらぬ親の姿だったという。

この話は、私にとって古傷を抉るような話だったわけで……
白状してしまうと、私は中学時代にいじめに遭い、
数週間ぐらい、マッチと可燃物を鞄の中に持っていたことすらある。何のためにかは推して知るべし。

踏みとどまったきっかけはいくつかあるとは思うが、いちばん大きかったのは何故か勉強だったような気がする。
自分のことなので嫌味にしかならないが、勉強は出来る方だったので、そのことに対するプライドがあった。
それ以上に、勉強をしないことによってそのプライドすら失ってしまうことを恐れていた。
中学のうち、後ろ2年の間いじめを受けてたにも関わらず、中学3年間を皆勤していたのは、
ただただ、それが怖かったから。

もちろん、親や先生(特に当時の担任)が味方になってくれたことも、大きかったわけだけど。

# ちなみに、3年になってからは授業時間以外は絶対に教室にいないようにしていたこともあり、
# それ以前と比較すればずっとマシだった。

投稿者 久家拍徒 : 02:27 | コメント (0) | トラックバック(0)