来週に四日の休みを取ったので、実家に帰省中。
実家には通信環境が無いのでPHSでネット接続なのですが、
やっぱ32k通信は遅いですね……
でも、これでも昔はもっと遅い回線でネットやってたわけで。
慣れって恐ろしいです。
まぁ、ぼちぼちとゆっくり過ごします。
サモンナイト・クラフトソード物語2とかやりつつ(笑)
あと、この時期使って何か書けるといいかな、とか。
ある一部の界隈で話題になっている空調服。
2日目の暑い中、「もしこれがあったら……」と何度か思いましたが(笑)、
実際に着ていった人が何人もいた模様(笑)
とりあえず、はてなをざっと見ただけでも、体験談や目撃情報が……
中には女性の方まで……と思ったら、この方、漫画家/キャラクターデザイナーのコゲどんぼさんでしたよ(汗)
さすがに、見た目はいろいろいじった様子ですが、チャレンジャーだ……
えと、まずは、
ConcealedWingsの本を買って頂いた皆様、ありがとうございます。
初のオフセ本で、値段も上がってしまっていたのですが、
平年並みに出てくれたので、一安心といったところです。
しかし、猛暑に雨と、いつになく大変なコミケでした。
まぁ、色々と手に入ったので良しとします(笑)
変なモノとか、変なモノとか。
今日の会社は結構きつかったですけどね(汗)
こういう日に限って仕事が多いですし……
読んでいる本を片っ端から書いているわけではないのですが、とりあえず気になったものはちょこちょこと。
『新宿少年探偵団 宙(そら)』(太田忠司 著/講談社ノベルズ)
気が付いたら出ていました(汗)
シリーズ完結。樹海と化した新宿の、そして今までの事件の全てが明らかに……
……正直な感想を言うと、微妙でした。
話としてはちゃんとまとまっています。今までの伏線も消化され、全ての謎は明らかにされています。
最後は驚愕の事実も明らかになります。しかも読者の予想だにしない結末が。
ただそれは、私にとっては、驚愕以上に「愕然」と「無力感」を叩きつけられたものでした。
……理由については、ネタバレなので追記に書きます。
少なくとも言えることは、多分私が勘違いしていたことを痛感させられた、ということです。
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多分、ライトノベル的(良い意味で)と思っていた私が間違っていたんでしょう。
太田さんは、あくまでもミステリ作家であることを失念してはいけなかった。
全ては「謎」と、謎の解決のために存在しているわけですから。
いちばん違和感を覚えたのが、
「結末に対して、一巻から全部ひっくるめて、主人公達の介在は全く影響を与えていなかった」
ということだと思います。
これは「作者にとって」では決してなく(作者は基本的に結末は用意してあるもの)、
「読者にとって」でもありません(読者はむしろこの結末を予想してなかったでしょう)。
それは、「作品内のある登場人物にとって」なのです。
作品内の世界において、主人公達をはじめとする登場人物は、芦屋能満の掌の上で踊っていただけだった。
彼らの行動は全て計算された事項であり、全ては結末への布石でしかなかった。
それまでの主人公達の活躍は、結末によって全て無に帰したのです。
これは、私に「愕然と無力感」を与えるには充分でした。
# まぁ、パラダイムシフトしちゃいましたしー、それまでのことなんか全て無かったも同然ですしー
# と、思っておくことにします(滅)